2009年7月22日水曜日

大人になるこども




16歳と18歳の年齢はなんとなくボクのなかでは区切りの歳に感じる。
それはきっと、中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」にあるように確実に大人になっていく年頃だからだ。
その飛躍は人生のなかでもっとも大きいように感じる。
彼氏、彼女ができたかどうか、キスをしたかどうか、それ以上にまで到達したかどうか。
思春期の下世話でやらしいと思っていた友人らとの会話はそれ自体が大人になるための儀式のひとつなのだ。
そして、16歳と18歳はやはり人生の大きな節目にあたるだろう。

ボクは18歳になった。
18歳がもっとも10代を代表するように感じる。
そして、19歳ではなく18歳が10代最後の歳に感じる。
なぜだろうか?
それはやはり18歳は「大人の始まり」を意味していると社会的に思われており、同じく「子供の終わり」を意味していると思われているからだろう。
この常識は法律にも明記されている。
さまざまな権利や義務は18歳から始まり、この権利と義務に乗っ取り子供は大人になる。

では16歳はどうなのだろうか?
16歳に法律的に権利が与えられるのは「女性の結婚」ぐらいだ。
これは18歳とは違いきっとボク個人の感じ方だろう。
16歳で人生が初めて決定の義務を負わされるように感じる。
人生を決めなければならないという大人には当然の人生選択が16歳に端を発しているのだ。

そう思う。
ボクがそうだった。
ボクが16歳を特別視しているのも16歳に何かを起こさなければ人生を勝ち取ることはできないように感じていたからだ。
それでも結局、大したことは何もしていなかった。
高校に慣れることで精いっぱいだった。
16歳が終わる頃、ボクは何もできなかったように感じた16歳を後悔した。
だが、今から思えばあの時のボクは頑張っていたように感じる。
それが今のボクに大きく影響していると思われるからだ。
例えば、「和して同ぜず」の精神を貫こうとしたのもあの歳だったし、読書を本格的に始めたのもあの歳だった。
今、自分が思っている正しさを貫けているのもあのときの自分のおかげだ。
その時々にとりあえず頑張ってみること。
その結果は思ったよりずっと後に現われるものだと悟った。

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