2009年5月18日月曜日

ほんとうの読み方

いくら論文を読んでも、小説を読んでも、書評を読んでもその作者の折々の気持ちを共感できない限りはただの自己欺瞞が残るだけである。
ボクは読書中、いつもそこに注意している。
随筆でも専門書でもメモでも書いているのは生身の人間だ。
つまり、感情の波が常に打っている人間が読書の相手方なのだ。
そうすれば彼の感情を共感できないといくら彼の論理を頭で理解しても真にその価値や彼の視点というものを理解したとは言い難い。
そこをもっと共感すれば現代の子供たちももう少し頭のできる大人の言い分が見えてくるというものだ。
相互理解とは理性というよりは論理を感性でつかまなくては話にならない。

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