2009年12月31日木曜日

剣術、というより剣についてだ。
剣術の技を新たに覚えることはなかった。
効果的な「剣の振り」のみを研究してきた。
何度も繰り返して柄を握るだけの行為だが、意識して握るだけで振りのきれも断然に変わる。
握らない握りを意識したおかげで早く滑らかに振ることができた。
効果的な支点を押さえておけば、強く握る必要はない。
また、納刀や抜きを繰り返したおかげで刀が一層手になじむようになったうえ、刀が軽く、短く感じるようになった。
やっと、「剣のひと段落」を着くことができた。

これらの実績の裏には、ボクのモチベーションと発想を支えた本がある。
ひとつは、2月あたりから読みだした、『範馬刃牙』である。
こういう筋肉系バトル漫画には疎かった上、少し嘲っていたので手に取った時は大した期待はなかった。
しかし、読んでみるとキャラクターの確立やストーリー、画、セリフに夢中になった。
全体にリアリティと非リアリティが交差しており、読み応えのある漫画だった。

また、ひとつは、甲野善紀だ。
2年前から気にはしていた甲野善紀の書籍を再読、文庫本を2冊中古で手に入れ読んだ。
彼のやろうとしていることは非常に自由な研究だから少し憧れを抱いたものだ。
彼は、効率的な体の使い方を追究しているわけだからボクと重なるところがある。
彼は禅や科学にも造詣が深い。
そのおかげか彼の本の言葉から発想が生まれることもしばしばあった。

そしてまた、ひとつは『バガボンド』だ。
佐々木小次郎編から伊藤一刀斎のキャラクターにほれ込んだ。
『バガボンド』は画がきれいなうえ、毛筆をつかうからか読んでいると剣を振りたくなる。
「ゆるい」剣を『バガボンド』から学んだ。

本以外では、アニメ『BLEACH』のMADムービーをYou Tubeで見てインスピレーションを受けた。
内容は、更木剣八の活躍を洋楽に合わせただけのMADだが、更木の思想がよりあぶり出されるようなところに惹かれた。
更木の闘いは、バガボンドの求道性とは真っ向から対立し、粗野な切り合いというものに固執しており、2009年はバガボンドの求道的な剣と更木の粗野な剣を交互に、もしくはデュアルに、もしくは同一視していた。

「インスピレーションの源」をテーマにまとめてみた。

0 件のコメント: