「鶴下絵和歌巻」を見てきた。
地元の美術館に国宝展があった。
高校生は無料。
大学生は700円。
すごい差だ。
高校生が無料だということを知ったのはふた月ほど前。
正直、もっと利用すべきだったと後悔している。
部活で近くをよく通っていたから余計にだ。
国宝展だから層々たる作品の数々、空海も応挙も雪舟もいた。
しかし、ボクはそれらを見ても何がすごいのかわからない。
周りの人たちは、皆「すごい、素晴らしい」と言っていたが、「大したもんだ」と感心していた。
ボクは「ああ・・・、思っていたよりでかい。」
それぐらいだ。
応挙は確かに面白かった。
写実した鹿と金箔がマッチしていた。
金箔の光が鹿の体毛一本一本を際立たせていたように感じる。
とりあえず、本来の目的は「鶴下絵和歌巻」だから話を戻そう。
ボクはあれをずっと色紙サイズの作品だと勘違いしていた。
初めてみたのは雑誌でだから、そのぐらいだろうと思ってしまった。
「鶴下絵和歌巻」なんだから絵巻で当然なのだが、題は確認していなかった。
でも、たしかにあれは琳派の自由を感じる。
宗達の鶴もきれいだ。
光悦の書もまとまっているようで滑らか。
ゆるいのだ。
「鶴下絵和歌巻」が欲しくなった。

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