松岡正剛のことは何度も書いてきた。
彼の著書も買い集めている。
これからも買い続けているだろう。
誰かの本を買い集めるなんてことはいままでなかった。
第一、ボクは飽きっぽいし、面倒くさがり屋だからだ。
集めている作家といえば、まあシェークスピアが4冊ほど、芥川と太宰が2冊ほど。
5冊さえ超えない。
その点、松岡正剛の著書は6冊だ。その上、彼の「千夜千冊」での感想を参考に本を買うから、そういう意味では本の購入のマエストロと言う重きもボクのなかでは担っている。
だから、松岡正剛は特別な存在だ。
存在と言ったのは、彼が特に何か専門的な肩書を持っているわけではないからだ。
しかし、松岡正剛は何でもやる。
明らかに「行動の人」だ。
行動の人こそ学問を好きになる人だとボクは確信している。いままでも、これからも、きっとそうだろう。
年内、何度もシンポジウムを開き、雑誌にも多くの記事を載せており、ISIS編集学校の創設者・学長であり、千夜千冊というただの「読書感想文」というにはもったいないほどの思索の大原稿をネットで公表しており、新書ランキングにも入選するほどの作家でもある。
彼は、今でもその時でも有名な作家やアーティスト、思想家、学者など多くの人々に会いに行っている。
先日も「セイゴウちゃんねる」で編集工学研究所に中田英寿が訪問し、プライベートな対談を行ったと書いてあった。
写真にはヒデとセイゴウが。
セイゴウは大のサッカーファンである。
また、松岡正剛の日本文化についての見解は新聞のコラムにも取り上げられている。
そんな松岡正剛を知ったのは、昨年の4月だったかな、たまたま見ていたテレビ番組に「松岡正剛というマルチ的な学問をする人が出る」というので観ていた。
そのとき、マルチ的な学問、全般的な学問に興味があったので強く惹かれた。番組を観たとき、番組の編集もよかった上、その彼の学問的センスとその声とその風貌に一目惚れしてしまい今に至る。
きっと、これからどんどんメディアにも登場するのであろう。
ボクは、身勝手ながらそういうボクだけのサブカル的存在が日の当る場所に出ていくのにいい気分はしない。
アニメにしろ、漫画にしろ、いわゆるオタク文化にしろ、「理解されたい」なんていう気はない。
むしろ、こそこそやっている方がいい。
ただ、松岡正剛の存在はボクが思っているほど小さくはない。
鳩山首相が、首相になる数か月前に松岡正剛と会っている写真をセイゴウちゃんねるで見ている。
このままじゃ、絶対に世の中がほっとかない。
松岡正剛は、もっと影の人であってほしい。ブームにならないでほしい。早く会ってみたい。
いまも彼をムービーで観ている。

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