夏休みはどうも8月から急ぎ足になるようだ。
1日から今日にいたるまで特に宿題をするでもなし、趣味に励むでもなし、ごろごろベッドの上で寝ていたら今日だ。
なぜかな?
いや、そういうものだとは知っている。
何度も経験している。
夏休みを無駄に過ごすからだと言われそうだが、ボクは決してそうとも思われないのだ。
7月は比較的ゆっくりとしていた。
前にも夏は7月のことだとここで明言していたが、その7月と8月との緩急の感覚はそれから発想したのだろう。
これは「土曜日の感覚」と名付けた。
土曜日はもっとも休日中の休日だ。
日曜日は月曜の予備日だ。
決して無理をしてはならない。
それは「土曜日の感覚」の裏打ちだ。
日曜日という月曜と土曜の間の壁があるから落ち着いて過ごせる。
馬鹿も無理もできる。
これはもちろん心理的な作用だろうが、それでも実在するに違いない。
ちょっとのことなのだが、98円販売と100円販売には明らかな差が出るようにこれも明白の事実なのだ。
この「土曜日の感覚」は人生上、ずっと付きまとってくる。
これが重要だ。
砂時計は半分を過ぎるとまるで速度を速めたかのように感じる。
しかし、これは心理的にそう感じるだけであり、実際は変化なく砂が落ちていく。
それでも、確かに感じる。
理論よりもずっと感覚の方が気持ちいい瞬間だ。
これにより心持もずっと違う。
感性の側に立ちあってこそ実践的な行動がとれるはずだ。
理論も確かに大事だ。
感性に人は色眼鏡をかけられることもある。
非常のときは理論が大いに役立ち、最悪の場合からの逆転を図れる。
ただ、それはそれだ。
平和な日本においてむしろ感性の方が大衆のウケがいいはずだ。
たとえば、大好きなiPodやiPhoneはそれで儲かっている。
一見これは見掛け倒しのようであるが、決してこれは悪徳商法ではない。
人間の真実とは感覚的なのだ。
それはむしろ王道なのだと思う。
だからこそ、ボクはApple社の製品に素晴らしさを感じる。
こういうことを職業人は応用しないと。

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