2008年12月2日火曜日

風土というテーマ

秋の涼しさというのはなんとも言えぬ穏やかさがある。
自然の美、芸術の美、知の美と、過ごすのに充実感がある。
四季は日本の風土を表す場合に第一となるのだろうが、その四季は何に例えるか。
四季というのは変化だ。
モンスーン風土の象徴、四季のなかで諸行無常が生まれたのも頷ける。
諸行無常が真理の一つであることはまちがいない。
四季に比べれば、四季のないヨーロッパの気候は瞬間の連続にすぎない。
季節をくりぬいたにすぎないとナショナリズム的にも感じてしまう。
もっとも、四季は生と死の連続が連なることで無変化を生みだす。
変化のうちにある永遠、四季はそれを感じられる。
変化のない永遠を思い浮かべるのはいつ行っても変わらないヨーロッパの風土だ。
永遠という概念をどうとらえるかで、宗教にはもちろん、文化、芸術に大きく影響する。
それは人生観にもつながり哲学につながる。
和辻哲郎の「風土」という概念は世界を抽象化して観察するにとても実践的な論拠となる。
風土、それは文化や芸術の根本とされる以上、ボクの分野の鍵となることが予測される。
では、風土の研究はボクの絶対に必要なことになるだろう。
海外での研修はその絶好の機会である。
それを意識することを忘れずに臨みたいものである。

以上!

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